2023年7月16日(日)に国立劇場おきなわ小劇場にて「北谷シベー物語」の公演を行いました。
本公演を成功させることができたのは、皆様の温かいご支援とご協力のおかげです。
心から感謝申し上げます。
お越しいただいたお客様には、熱心なご声援と応援をいただき、私たちの活動を力強く後押ししていただきました。
また、公演に関わるスタッフや関係者の方々、日々の準備や運営、舞台裏でのサポートなど、お力添えいただきましたことにも深く御礼申し上げます。
本公演実施にあたり、「シベー」という言葉の扱いについて何度も議論いたしました。
その理由としては、「シベー」という言葉が口唇裂を患う方に対して差別的な用語(方言)とされるためです。
北谷出身の主人公ジラーは生まれながらに口唇裂を患っており、村人からは「北谷シベー」と呼ばれていました。
また、彼が犯した罪により出所後に移り住んだ島でも、そこで起こる窃盗事件も全て彼に疑いの目が向けられます。
本作では、ジラーが生まれ持った傷と成長して自らが窃盗を犯したことによる傷、2つの傷が大きなテーマとなっています。
このようなテーマを通じて、私たちは社会の偏見や差別に向き合い、共感と理解を広めることを願っておりました。
そのため、原作のタイトルと脚本そのままの形での上演をすることに致しました。
しかしながら、不快な思いをされてしまった方々に対してお詫び申し上げます。
公演を通じて、ジラーの物語がお客様の心に届き、この作品を通じてさらなる議論や啓発の場を作り出すことができれば幸いです。
心からの感謝を込めて、ご来場いただいた皆様、関係者の皆様に御礼申し上げます。
引き続きのご支援とご声援をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。
大伸座一同
2024年3月沖縄芝居、組踊を拝見しました
とても感動しました
北谷シベー物語、棒しばりも是非観劇したいものです
再演、またはうちなー芝居の東京公演などは
今後ございますでしょうか
コメント頂きましてありがとうございます。
3月に沖縄芝居、組踊を拝見されたとのことで大変嬉しく思います。
現在、北谷シベー物語や棒しばりの再演や東京公演の予定はないのですが、
是非とも公演できるよう運営側としても思案させて頂きます。
今後とも何卒よろしくお願い致します。